赤ランプが点滅【E23エラー】LS-QL/R5シリーズの対処法｜BUFFALO LinkStation

【対象シリーズ（型番）】
・LS-QL/R5シリーズ
（LS-Q4.0TL/R5、LS-Q2.0TL/R5、LS-Q1.0TL/R5)


【解説】
BUFFALO（バッファロー）製　 LinkStation（リンクステーション）
本体の正面にある●赤いランプが
・長い（1.0秒間）点滅で2回表示された後に
・短い（0.5秒間）点滅で3回表示された場合
この点滅は「E23」というエラーメッセージを表しています。

「E23」が表示された場合、HDD（ハードディスク）に異常が発生した事により
RAID（レイド）が正しく機能出来なくなった状態です。


【対処法】
■リビルド（再構築）のリスクと対処法！

LS-QL/R5をRAID1、RAID5で構成していた場合、破損したHDD1つを交換し、
リビルドを行う事で復旧できるとされています。

しかし、リビルドを行った事で他のHDDにも異常が発生し
データが消える等の2次障害が発生するといったケースが急増しています。

RAIDを構成する際、同時期に購入（製造）したHDDを同時に使用開始する事が多く
1台のHDDに障害が発生していた場合、残りのHDDも少しの負担で障害が発生する
危険が十分考えられます。

NASは常に電源を入れて稼働させている事が多く、HDDの消耗も一般のHDDに比べると早いです。

この様な状況で5年以上使用していたHDDに異常が発生した場合
リビルド途中に他のHDDにエラー（リビルド失敗）する可能性が高いです。

リビルドに失敗した場合、復旧難易度は一気に上がり、復旧期間も長くなります。

早く・安全にデータを取り戻すのであれば、何もいじらずそのままの状態でデータ復旧専門業者へお問合せ下さい。

もし「データはどうなっても構わないからリビルドを試したい」という方は
以下の事をお守り頂くだけでリスクを軽減する事ができます。

�@リビルド途中にはHDDにアクセスしない
�AHDDの順番は変えない
�BRAIDレベルを変えない
�C一度失敗したら、これ以上手を加えない
※RAID0で構成していた場合や複数のHDDにエラーが発生していた場合はリビルドはできません。
その場合は、直ちに正常なシャットダウンを行い、メーカー・データ復旧業者へお問い合わせ下さい。


※リンクステーションで表示されるエラー“以外”の症状が併発している場合もあります。
正確な診断を受ける場合はデータ復旧の専門業者へお問合せ下さい。

当社では、RAID機器も無料で初期診断を行っております。
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